【活動報告】第21回哲学カフェ「新自由主義の果てはどんな時代なのか?」

 

2020年第一弾の哲学カフェを、ファシリテータの地元富山県朝日町で開催しました。

テーマは「新自由主義の果てはどんな時代か?」でした。

 

昨年10月に「資本主義リアリズムとはなにか?」をテーマに、イギリスで試みられた新自由主義政策の結果、精神を病む若者が続発したその心象風景を描いた作品をもとに語り合いました。

 

その続編という目的意識で、行き詰った新自由主義の果てはどんな時代になるのか? もしそれがさらなる絶望を引き起こす時代になるのであれば、私たちはどんな時代を望むのか?その主体性にも気づかされた会となりました。

 

必ずしも「果て」の明快な方向性が見えたわけではありませんでしたが、ケインズ主義という対極と照らし合わせながら新自由主義の輪郭は描き出すことができたのではないかと思います。


遠くは岐阜から駆けつけてくださった方もあり、12人の参加者に恵まれました。朝日町の参加者がいなかったのは、ひとえにファシリテータのPR不足でした(^^;

とはいえ、朝日町開催してほしいという声もありましたので、追々企画していきます。

「こすぎ家」での哲学カフェの様子
「こすぎ家」での哲学カフェの様子

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