【活動報告】新年なので、まったり哲学入門を高岡で開催しました。

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2015年1回目の哲学カフェを行いました。高岡の大仏様は今日も穏やかな御顔でした。

本日のテーマは哲学入門ということで、古代ギリシャ哲学から中世、近世、現代までの哲学の発展の流れを見ていきました。

 

端的にいうと、究極的な目的や、理想(善のイデア)への憧憬が元になって世界が形成されているのが古代ギリシャの目的論的世界観です。

それに対して自然をありのまま主観を除いて捉えようとするのが機械論的世界観です。

 

そこから科学技術の発展や、進化論、歴史学、経済学(マルクスの唯物史観など)、個人の生き方に焦点をあてた実存哲学や、基本的人権のような成果が生まれる一方で、科学技術が戦争で利用され多くの命を奪う歴史を生んだり、原発問題や環境問題という現代の私たちが直面する課題をもたらしました。

 

さらには近くに迫った未来の問題として、遺伝子操作や人口知能、コンピュータが人間の知能を超える時など今の生活からは展開が予測しにくい事柄も、機械論的世界観の中にあるものです。

 

その現状に対して、目的論的な視座から答えを模索する議論も試みてました。

 

哲学のテーマは真、善、美に分かれますが、自然原則や構造だけで世界をとらえる「真」ばかり重視するのではなく、人間が追求すべき「善」のほうによりフォーカスしてみることも現代においては必要なのではないでしょうか。

 

 

 

 

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