日付/時間
Date(s) - 2025年1月19日
1:00 PM - 4:00 PM
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2025年哲学カフェ 年間テーマ:「私たちは日本人としてどう生きるべきか?」
現代世界において、日本を取り巻く状況はかつてないほど複雑で不安定です。
西洋社会ではポピュリズムが台頭し、
その背後には「西洋の自死」とも言える深刻な自己懐疑が見え隠れします。
一方、中国やロシアといった大国、そしてグローバルサウスと呼ばれる発展途上国は、
それぞれ異なる価値観と現実的なパワーバランスを模索しています。
このような中で、日本はどのような立ち位置を取るべきか。
そして、私たちは日本人としてどのように生きるべきか
――この問いを、2025年の哲学カフェの年間テーマとします。
この問いに答えるためには、
日本の文化的背景や哲学史に根ざした私たちの特性を深く見つめ直す必要があります。
同時に、西洋哲学史や他文化との比較を通じて、日本的な特性を浮かび上がらせ、
それを行動の根拠とする試みを行います。
第77回テーマ:
「家族とは何か?―日本人の心に潜むその意味を問い直す」
日本社会の基盤となってきた「家族」。
それは単なる生活の単位ではなく、価値観や文化を支える根本的な枠組みでもあります。
本テーマでは、エマニュエル・トッドの家族論をもとに、
日本人が「直系家族」の形態に属することに注目します。
直系家族の特性は、長男の権威や家系の存続を重視し、
世代間のつながりを強く意識する点にあります。
この特徴をもとに、日本文化、西洋文化、中国文化との違いを探りながら、
日本人の家族観がどのように形成されてきたのかを考察します。
さらに、この家族観が現代社会でどのように変化しているのかを検討し、
日本人がこれからどのように家族を捉え、社会に貢献していくべきかを探ります。
家族という視点から「私たちは日本人としてどう生きるべきか」を考える
初めの一歩となる議論を展開します。
討論のキーワード
- 日本の直系家族とその特徴
- 日本文化と他文化(西洋、中国)との比較
- 家族観の変遷と現代社会への影響
- 家族を通じた日本人の未来
2025年は、哲学を通じて「私たちとは何か」を問い、
そこから未来への道筋を見つけ出す年にしたいと考えています。
ぜひご参加いただき、この重要な対話の一端を担っていただければ幸いです。
場 所:FACTORY ART MUSEUM TOYAMA (〒939-0131 富山県高岡市福岡町荒屋敷522)
開催日:1/19(日) 時間:13:00~16:00
参加費
<会場参加> | ビジター¥1,500 哲学カフェ会員 ¥1,000 ※当日、現金でお支払い下さい。 |
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<オンライン参加> | ビジター ¥800 哲学カフェ会員 ¥500 |
※哲学カフェ会員は随時受付しています。→詳細・お申込みはこちら
申し込み方法
- 会場参加申し込みフォーム(推奨)→詳細・お申し込みはこちら
- メール:info@fujita-k.co.jp(アットマークは半角に修正して下さい)
件名に「 2025/1/19 哲学カフェ Vol.77 申し込み」
1)住所
2)氏名
3)メールアドレス
4)携帯番号
5)哲学カフェin富山 会員、非会員の明記
以上を記入してお申し込みください。
* 申し込みのメールには、必ず返信のメールを出しています。もしメールが届かない場合はゴミ箱に入っていないか?確認をお願いします。お手数ですが、よろしくお願いします。 - FAX:0766-64-5220 上記記入の上、FAXしてください。
講師
野末雅寛(のずえまさひろ)
株式会社アガトンラボ代表取締役。2014年から哲学カフェ in 富山で講師を担当。
1974年富山県朝日町出身。
金沢大学教育学部と京都大学大学院文学研究科修士課程にて哲学を専攻、ハイデガーなどドイツ哲学を学ぶ。
高等学校教諭一種免許(公民)を取得