「空気を読むって、どういうこと?」
あなたは空気を読むことに長けた人ですか。あるいは、そもそも空気を読むことが苦痛でならない人ですか。あるいは、空気を読めない周囲の人にいら立ちを強く感じますか?
空気を読めない人は、この国では大人扱いしてもらえません。少なくとも立派な社会人だと認めてもらえることはありません。
しかし、立派な社会人であっても「空気を読むって、どういうこと?」という問いに答えられる人は極めて少ないでしょう。なぜならば、巧みに空気を読める人ほど世間に没入していて、「空気」を対象化してとらえることは難しくなるからです。空気を読むこととはどういうことか考えられなくなるからです。
それに対して、空気を読めない人は幸いです。「空気」を対象化して定義することができる可能性に恵まれているからです。これは負け惜しみや負け犬の遠吠えではありません。この国を覆う「空気」の桎梏から人々を救い出す特権に恵まれているかもしれないのです。
『空気の研究』(山本七平著)という日本論の名著があります。これをベースに「空気を読むって、どういうこと?」を皆さんと一緒に考えます。「あの時はそういう空気だった」という常套句のもやもやした正体を突き止める機会になること請け合いです。
是非、ディスカッションを楽しみましょう!
【注意事項】
新型コロナウィルスの感染に配慮して、会場の参加者は、5名にさせていただきます。 人の間隔は2m離れての着座にさせてもらいます。
参加の方は、マスクの着用をお願いします。体調のすぐれない方、発熱のある方は、オンラインでの参加をお勧めします。
【Zoomオンライン】
Zoomによる、オンラインでの参加も受け付けます。参加希望の方は、開催前に、Zoomに入室できるアドレスを配信します。
場 所:Factory Art Museum TOYAMA
(〒939-0131 富山県高岡市福岡町荒屋敷525-9)
開催日:2020年10月18日(日)
時 間:13:00~16:00
参加費:
【会場参加】
①ビジター ¥1,500 (内税)
②哲学カフェ会員 ¥1,000 (内税)
当日、現金もしくは、PayPayでお支払いください。
【Zoomオンライン参加】
③哲学カフェビジター オンライン ¥800(内税)
④哲学カフェ会員 オンライン ¥500(内税)
*哲学カフェ会員は随時受付ています。 年会費 ¥5,000
申し込み方法:
1.会場参加 申し込みフォーム(推奨)
https://forms.gle/wstD7fG7A5XgApSJ7
2.オンライン参加 申し込みページ (ビジター)
https://famt.thebase.in/items/31555022
3.メール:info@fujita-k.co.jp
件名に
「 10/18 哲学カフェ Vol.29 申し込み」
①住所
②氏名
③メールアドレス
④携帯番号
⑤哲学カフェin富山 会員、非会員の明記
⑥【オンライン希望】オンライン希望の方のみ
を記入して申し込みください。
* 申し込みのメールには、必ず返信のメールを出しています。もしメールが届かない場合はゴミ箱に入っていないか?確認をお願いします。お手数ですが、よろしくお願いします。
4.FAX:0766-64-5220
上記記入の上、FAXしてください。
講師:
野末雅寛(のずえまさひろ)~3Dプリンタを駆使する哲学エンジニア~
2014年から哲学カフェ in 富山で講師を担当。
1974年富山県朝日町出身。
金沢大学教育学部と京都大学大学院文学研究科修士課程にて
哲学を専攻、ハイデガーなどドイツ哲学を学ぶ。
高等学校教諭一種免許(公民)を取得
有限会社イージー・エンジニアリングで自動機の設計開発製作を行いつつ、3Dプリンタや検温システムの開発を行う