【活動報告】ハイデガーについてゆるく語らう会

 

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【先生】からの報告です。

 

ハイデガー研究の第一人者として著名な木田元さんが亡くなったということで、その追悼企画として、「ハイデガーについてゆるく語らう会」を開催しました。

 

【先生】の近所である入善町で開催されて、しかも硬い内容であったにもかかわらず、遠方からも駆けつけてくださった5人もの参加者の熱気にも恵まれて、とても充実した一時でした。

レジュメに則って【先生】がハイデガー哲学のほんのさわりの部分を解説して、区切りの良いところで質疑応答をざっくばらんに行い、最後はフリートークでお互いの感想を受容しながら振り返りました。

 

主著『存在と時間』の紹介が半分を占めてしまいましたが、ここがハイデガーのアルファでありオメガであろうと思いますし、彼の著作の中で最も分かりやすいところであろうとも思うので、丁寧に時間をかけて紹介しました。『存在と時間』にも、彼がその後ナチスに関与するヒントが散りばめられていることは確かなので、後年の難しい著作にトライするよりは有益であろうと思います。

 

『存在と時間』の概略だけでなく、「最後の神」「言葉は存在の家」「ゲシュテル」といった主要概念にも簡単に触れることができて、2時間の哲学カフェとしては、それなりに充実した時間を過ごして頂くことができたのではないかと思います。

 

内容を充実させてしまったためにレジュメが3ページにもなって、本当に「ゆるく語らう」ことができたのかという突っ込みどころもありますが、しっかりした叩き台が開示されていてこそ、それをもとに異論反論も含めて確かな議論ができるのは確かなので、哲学カフェin富山はこのスタイルを続けることになりそうです。

 

ハイデガーは【先生】の専門分野でもあったので、また機会を改めてこの内容を再度開催したいと思います。

 

なお、当日のレジュメはこちらからご覧いただけます。

ハイデガーについて語らう会レジュメ

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