Vol.35 哲学カフェxミュージアム 「ポスト真実の時代の哲学~ニーチェの場合~」

日付/時間
Date(s) - 2021年4月18日
1:00 PM - 4:00 PM

場所

カテゴリー


哲学カフェでは4回シリーズで、「西洋の哲学者たちは何を考えてきたのか?」と題して、2600年の西洋哲学史を振り返り、古代ギリシャのヘレニズム哲学を「善の優位性の哲学」、ヘブライズムに端を発する
中世からの哲学を「存在の優位性の哲学」と分類してました。

「善の優位性の哲学」を深堀りしてその特性である「目的論的世界観」について議論して、「存在の優位性の哲学」についても深堀りして、その特性である「機械論的世界観」(客観・自然)と「超越論的世界観」(主観・精神)について説明しました。

ヘレニズムの目的論的世界観にとって代わって、ヘブライズムの世界観が近代文明の駆動源となって、科学技術と民主主義として多くの人に幸福ももたらしました。その一方でそれが地球環境問題やニヒリズムの問題をもたらして、ポスト真実の時代において、コロナ禍として迫力を持って眼前に突きつけられていることについても説明しました。

今回からはこの視座をもって、現代的な問題に踏み込んでいきます。SNSを通じてフェイクニュースが飛び交うポスト真実の時代において、哲学者が先駆的に考えていた道筋をたどることとします。

最初にニヒリズムの問題を暴露したニーチェの考えをたどっていきます。トランプ前大統領はニーチェの後継者ではないかと哲学者たちは真面目に問いかけてきたほどで、ポスト真実の問題を考える上で、
ニーチェに還ることはとても学ぶところが多いです。

ニーチェが唱えた「神の死」や「超人」、そしてニヒリズムとは何か、そしてその闇夜の先に光はあるのか、その点を探っていきます。

場 所:Factory Art Museum TOYAMA (〒939-0131 富山県高岡市福岡町荒屋敷525-9)

開催日:2021年4月18日(日)   時間:13:00~16:00

参加費

<会場参加> ビジター¥1,500
哲学カフェ会員 ¥1,000
※当日、現金もしくはPayPayでお支払い下さい。
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<オンライン参加> ビジター    ¥800
哲学カフェ会員 ¥500
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※哲学カフェ会員は随時受付しています。→詳細・お申込みはこちら

 

申し込み方法

  1. 会場参加申し込みフォーム(推奨)→詳細・お申し込みはこちら
  2. オンライン申し込みページ:→詳細・お申し込みはこちら
  3. メール:info@fujita-k.co.jp(アットマークは半角に修正して下さい)
    件名に「 4/18 哲学カフェ Vol.35 申し込み」
    1)住所
    2)氏名
    3)メールアドレス
    4)携帯番号
    5)哲学カフェin富山 会員、非会員の明記
    以上を記入してお申し込みください。
    * 申し込みのメールには、必ず返信のメールを出しています。もしメールが届かない場合はゴミ箱に入っていないか?確認をお願いします。お手数ですが、よろしくお願いします。
  4. FAX:0766-64-5220 上記記入の上、FAXしてください。

*ご注意*
FBの参加チェックでは正式申し込みにはなりません。

講師
野末雅寛(のずえまさひろ)
株式会社アガトンラボ代表取締役。2014年から哲学カフェ in 富山で講師を担当。1974年富山県朝日町出身。金沢大学教育学部と京都大学大学院文学研究科修士課程にて哲学を専攻、ハイデガーなどドイツ哲学を学ぶ。高等学校教諭一種免許(公民)を取得

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