哲学をかじりたいなら、倫理の教科書を読めばいいじゃない

弟子の投稿です。

学校の授業って、面白かったという記憶はあまり無いですよね。じっと座ってノートを取るだけの授業は【弟子】も嫌いでした。

しかし、あの頃はつまらなかった教科書を久しぶりに読んでみると、広い範囲の知識がコンパクトにまとめられており、意外と面白いことに気づくものです。哲学に関係する科目といえば「倫理」です。難解な用語や言い回しをテストのために暗記するばかりに留まり、あまり深い理解を得られる機会は少なかったかもしれませんね。

しかし大人になって世間の荒波に揉まれ、それなりに不条理なことも経験すると哲学のテーマに惹かれる瞬間もあるのではないでしょうか?もしかしたら、倫理の教科書に書かれた内容が世界を見つめる自分自身の視点を広げてくれるヒントになってくれるかもしれません。

 

大人になってからが面白い。そんな「倫理」の教科書をいくつかご紹介しようと思います。

 

聴くだけ倫理

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三平 えり子
学研教育出版
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忙しい人でも通勤中の「ながら学習」ができるオーディオブック付きの参考書です。本の内容を読み上げてくれるCDが付属で付いてきます。お持ちのスマートフォンやMP3プレーヤーに取り込めば効率的に学習が可能です。音で聞くと意外と記憶の定着も良いです。

 

音声を一通り聞いてみて、本の内容をじっくり読む、もしくはさらに詳しい教科書を読んでみるの良いでしょう。社会科の教科書の最高峰と言えば、なんと行っても山川出版社シリーズです。最近では一般の書店でも簡単に見つけることができます。

 

もういちど読む山川倫理

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山川出版社
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西洋哲学、日本や中国の思想、イスラム教、キリスト教、仏教など私達の世界に多大な影響を与える思想・宗教について概観を知る事ができる、もっとも最適な1冊です。細かい用語などを確認したい場合は用語集も一緒に揃えると便利です。

 

倫理用語集
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山川出版社
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もちろん、教科書を読む過程で興味がある分野ができたら、より専門的な本に当たってみるのも面白いです。教科書はどうしても1つ1つの思想や人物について深く掘り下げるためのページは割けないので、準備体操くらいの気持ちで読み初めて後は気の向くままに関心を広げてみるのが無理のない方法だと思います。

 

 

 

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