【レジュメ公開します】哲学入門 〜西洋の哲学者は何を考えてきたのか〜

久々の弟子の投稿です。皆さん五月病にはかかっていませんか?

4月27日に高岡で行う哲学カフェで利用するレジュメの内容を事前に公開いたします。

春のうららかな日に、哲学に興味を持って参加してくださる皆様をお待ちしております。

ただ座って話を聞くだけではなく、テーマに沿ったワークも参加者にやっていただきます!

今回は参加しないよ、という方にもテーマの雰囲気を感じとっていただければ幸いです。

 

レジュメ公開! テーマ:ヘレニズムとヘブライズム

ヘレニズム…ギリシャ哲学・思想

ヘブライズム…キリスト教哲学・思想

 

1.ヘレニズム

ギリシャ哲学・思想

古代哲学…ソクラテス、プラトン、アリストテレス

2.ヘブライズム

キリスト教哲学・思想

中世哲学…アウグスティヌス、トマス・アクィナス

近世哲学…デカルト、スピノザ、カント、ヘーゲル

現代哲学…キルケゴール、ニーチェ、マルクス、ハイデガー

 

3.年表をスライドに表示します。理解を深めるために一度自分の手でまとめてみてください。

 

ヘレニズムとヘブライズムの間には大きな断層がある

ヘレニズム…「善」の優位性    エピソード・具体例→スライドに注目

ヘブライズム…「存在」の優位性  エピソード・具体例→スライドに注目

善の優位性の特徴…目的論的世界観、万有の根源に世界や人生の目的(善)を見出す

アリストテレスの四原因説

・目的因…善のイデア

・起動因

・形相因…抽象

・質料因…具体

例)家

目的因…住むこと

起動因…大工、左官、トラック、トンカチ、のこぎり

形相因…設計、図面

質料因…材料(セメント、木材、瓦、レンガ)

 

存在の優位性の特徴①…機械論的世界観

自然をありのままに価値観抜きに観察する

物理学・進化論(生物学)・歴史学・経済学など「運動」する対象を観察する科学が発展した

ヘブライズム(西洋近代) ヘレニズム
自然 機会論的世界観 目的論的世界観
精神 目的論的世界観

 

ワーク:いまあなたが見えている光景をかんたんに描いてみてください。

存在の優位性の特徴②…超越論的世界観…万物を引いたところからありのままに見る

人間の主観性の立場を尊重
・物自体は認識しえない(カント)→スライド
・遠近法(ニーチェ)→スライド
・現象学(マッハ、フッサール)→スライド

素朴実在論の否定
いま目の前に見える世界は自明ではない「自分が死んだら世界が消える」

相対主義
「人によって見え方が異なる」→少数意見の尊重、民主主義の進展

存在の優位性の特徴①②の進展

機械論的世界観が人間精神の領域に侵入
・絶対的な価値観が失われる→ニヒリズムの進行 「神は死んだ」(ニーチェ)

・科学の挫折

第一次・第二次世界大戦、ホロコースト、社会主義の挫折、環境問題

話合ってみたい話題
・善の優位性の思想を現代世界で活用することができないか?
・日本人が善の優位性の思想と存在の優位性の思想の違いを理解することの意義

 

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